陰部の黒ずみによる悩みは思いの外多くの女性が悩んでいます。

「黒ずみが恥ずかしくて水着なんか着れない」

「黒ずみが進行したらチーズみたいな匂いがしてくる」

けれど、そんな悩みを持っていても気軽に人に相談できる内容ではありませんよね。

そんなふうに誰にも言えない悩みを抱えている女性のために「黒くなる原因」「黒い事によるデメリット」そして「対策や予防法」を説明していきましょう。

陰部が黒い原因は?

陰部が黒くなる原因というのは、そもそもシミの原因である「メラニン色素」が作り出されることにより黒く変色していってしまうのです。

「シミって…陰部は紫外線に当たることなんてないのに?」と思う人も居るかと思いますが、シミというのは紫外線だけで発生するわけではないのです。

摩擦や圧迫、ホルモンバランスが悪くなるなど、様々な原因があります。

なので、代表的なものから順番に、4つの原因を紹介していきましょう。

摩擦により陰部が黒くなる

陰部が黒くなる原因として一番多いのが「摩擦によるもの」です。

陰部を含めたVIO部分というのは、通常生活している間に摩擦が起こりやすい場所であり、またお手入れなども子供の頃は全くしない場所でもあります。

正しい知識がないうちは、正しいお手入れが出来ず、摩擦が起きていることにも気づかず20代そこそこのいい年になって改めて見てみたら黒くなってた!なんてことも多いはずです。

摩擦は様々な要因で起こりますが、代表的なものが下着が擦れるというもの。他にも、

  • お風呂でタオルなどでゴシゴシ洗ってしまう
  • トイレの際、ペーパーでゴシゴシ拭いてしまう
  • 生理用ナプキンによる摩擦
  • 股擦れや、体型により太もも周りのお肉が多いことで肉が下がってくることからくる摩擦

多い所だとこんな摩擦の原因があります。

他にも、最近になってようやくデリケートゾーンの毛、いわゆる陰毛のお手入れが普通になってきましたがお手入れをしたことなく伸ばしっぱなしの陰毛の量が多くなり、陰毛と陰部の皮膚がこすれることによっておこる摩擦も存在します。

摩擦が起こり続けることで陰部に刺激が与えられ続けるので、その結果メラニン色素が豊富に出てしまい黒ずみとなってしまうのです。

圧力により陰部が黒くなる

摩擦とは違い、自覚がなくやってしまいがちなのが「圧力のかけすぎ」です。

実は、長時間座りっぱなしの姿勢がとんでもない圧力を陰部にかけてしまっているんです。

長時間座って作業などをしたあと、下着が食い込んだりして痛い思いをしたことがありませんか?

痛みを感じるくらい長時間座り続けると、Iラインや陰部周辺に圧力がかかりメラニン色素を作り出すメラノサイトという細胞が「圧迫されてる!攻撃されてるのかな!?」と勘違いしてしまい、必要以上にメラニン色素を作り出してしまうのです。

長時間の座り姿勢だけでなく、キツめの下着や矯正下着なども圧迫させる原因になるので気をつけたいところですね。

炎症による黒ずみ

炎症による黒ずみという原因もあります。「炎症ってアトピーのこと?なら関係ないな」と思う女性も居るかも知れませんが、炎症=アトピーではありません。

確かにアトピーがある人は炎症を繰り返してしまうので陰部に限らず肌トラブルが多いかもしれません。

けれどここで言う炎症はアトピー以外でも、乾燥したために掻いてしまって菌が入り炎症を起こしたり、カミソリや毛抜きを使って陰毛の処理をしたことで毛穴が炎症を起こしてしまうということです。

炎症から直接黒くなってしまうわけではなく、炎症を起こしたことによってメラノサイトが皮膚を守ろうとしてメラニン色素を作り出すことで黒くなってしまうのです。

ホルモンバランスによる黒ずみ

女性のホルモンの中の1つに黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンが存在します。

このプロゲステロンの中に、メラニンの細胞を活性化させるための働きがあります。

このプロゲステロンはストレスなどに反応して多く出てしまうので、なるべくストレスをためないようにしたいですね。

年齢によるターンオーバーの遅れによる黒ずみ

これは加齢によるものなので、どうしようもないことかもしれませんが、肌には一定の周期で表面の肌からその下にある皮膚へ入れ替わり古い肌が垢として落ちるというターンオーバーが存在します。

その周期は若く健康的であれば平均28〜30日で一周すると言われていますが、年齢を重ねるにつれてその周期はどんどん時間がかかるようになってきます。

そうなると新しい皮膚が作られるのも時間がかかり、陰部の黒ずみの治療にも時間がかかります。

気がついたときに早めに対策をしたいですね。

陰部が黒いことによるデメリットは?

ただでさえ悩みのタネになり「彼氏になんて思われるだろう…」と不安になってしまう陰部の黒ずみですが、デメリットは「恥ずかしい」というものだけではありません。

陰部の黒ずみを放っておくことによって起こるデメリットを紹介しましょう。

放置し続けると「摩擦黒皮症」になってしまう

メラニン色素がたくさん作り出されることによって起こる陰部の黒ずみは言ってしまえばシミの仲間です。

なので、若い内で、適切な予防を行えば通常のお肌のターンオーバーと同じように段々と薄くなっていきます。

けれど摩擦や圧迫がされ続けてメラニン色素が作り出され続けると、その黒ずみは段々と肌の最深部の方まで広がって行きます。

肌の一番奥の根っこの部分まで黒くなってしまうのが「摩擦黒皮症」です。

痛みがあったり、癌化したりということはありませんが、摩擦黒皮症になってしまうとそう簡単には黒ずみは治ってくれません。

病院で専門の薬を貰っても治療に時間のかかるものになってしまいます。

時間が経てば経つほど治りにくくなる

摩擦黒皮症まで行かなかったとしても、陰部の黒ずみは放っておけば放っておくほど頑固なものになり治療に時間がかかってしまいます。

肌のターンオーバに合わせての治療になるので、きれいな白い陰部に戻そうとしても年を取ればとるほど難しくなりますし、時間はよりかかってしまいます。

これからの人生で一番若い時というのは間違いなく「今」なので、気づいた時に始めたいですね。

チーズのような臭さの臭いがしてしまうことも

陰部の臭いで悩んでいる女性も多く居るかと思います。臭いについても原因は1つではないので、「絶対こう!」とは言えませんが黒ずみを放置して変わらず刺激を与え続けることによって、チーズが腐ったような臭いを発してしまうこともあります。

ただでさえ黒ずみで悩んでいるのに、さらに臭いまで…となれば悩みは倍になってしまいますよね。

陰部の黒ずみ対策や予防方法は?

陰部の黒ずみを改善していくのはどうしても時間がかかってしまいますが、現在「黒ずみになってしまっている原因」をしっかり理解すれば対策や予防も立てやすいですね。

ちょっとした意識で出来る予防法

きつく締め付けるような小さな下着はなるべく着けない

最近、股下が浅く可愛い下着が流行っていますが、そういった下着をつけ続けると摩擦や圧迫が繰り返されてしまいます。

下着をつける以上多少の摩擦は仕方ありませんが、できるだけその刺激が少ないものを選ぶようにすることが大切です。

お風呂でゴシゴシ洗わない

普段ずっと外気に晒されず、蒸れやすい箇所でもあるので思い切りゴシゴシと洗いたくなる気持ちはわかります。

けれどデリケートゾーンと名前がついているように、陰部はとてもデリケートです。

タオルやスポンジなどは使わず、指の腹で撫でるように洗いましょう。

また、ボディソープなどのつけすぎや強いシャワーで洗うのもよくありません。なるべく水圧を弱くし、必要最低限の石鹸などで洗うようにしましょう。

陰毛の処理にも気をつかう

陰毛の処理は誰でもしていることかと思いますが、そこでも気をつけたい点がいくつかあります。

まず毛抜は使わないようにしましょう。

毛抜で毛を抜くというのは、本来抜けるべきではない健康な毛を無理やり引っ張って抜く行為になるので、当然毛穴周辺の組織が壊れます。

そして陰毛はそれ以外の体毛に比べて太く強いのでその刺激は他とは比べ物にならないのです。

できるだけ、刃が肌に当たらないデリケートゾーン専用の電動シェーバーなどを使い優しく処理するようにするのがおすすめです。

ストレスを溜めない工夫を

ストレスが増えることで活性化してしまう黄体ホルモン。そのホルモンを活性化させないためにはストレスを溜めないようにすることが大切です。

ストレスというのは溜まっていても自覚しづらいものでもあるので、なかなか難しいかもしれませんが、家でリラックスできるような半身浴やティータイムなどを意識的に作ったり、ストレスの原因がわかっている場合はそれを遠ざける努力をしましょう。

また、規則正しい睡眠や食事を取ったり、適度な運動をすることでも精神的ストレスというのは軽減できます。

専用の美白クリームや病院での治療を行う

美白クリームを使用して対策をする

最近は薬局などでも安く買える、デリケートゾーン専用の美白クリームなども多く販売されています。

そういったものを使用して対策をするのも1つの手です。

ただ、市販のものではかぶれてしまうという人は脱毛クリニックやエステなどが専門で販売しているものも通販で購入出来るので探してみるのも1つの手です。

その場合、上から白い色を塗る!というようなものではなく、肌のターンオーバーを促してくれるようなものを選びましょう。

病院で専門の治療を受ける

今は皮膚科などでも専門の治療を受ける事ができます。

自分で対策をするだけだと時間がかかってしまいますが、病院での治療であれば通常よりも比較的短期間で治療を行うことができます。

ただ、病院で治療してるから家では何もしなくていいや〜というスタンスだと意味が無いので、上記で紹介した家でできる予防法はしっかり続けるようにしましょう。

病院によっては治療を行っていないところもあるので、事前に口コミなどを見て調べてから予約を取るようにしましょう。